燃えるスカートの少女

ミルハウザーを読みながら、次は何を読もうかと色々候補を考えていると
思い出したのが、この本。
持ってる本ではなく、買ってしまった・・
こうして、本が増えるのだ。
全体を通して、なにかしら寂しさが漂う短編集。
『溝への忘れもの』という夫が戦争で唇をなくして還ってくる話が、
せつなくてよかった。
しかし、唇をなくすって!と突っ込みたくなる変さと明るさが
どの話にもあります。

掃除しながら、本棚を少し片付けた。
読んでない本で、今のノリに合うものを引っ張り出す。

昨日、古本屋でうっかり買いそうになった『体の贈り物』をハードカバーで
持っていた。ブックオフで100円で買っていた・・
すっかり、忘れていたなぁ。昨日の私に止めさせてくれてありがとうと言いたい。
それにしても、嫌になるほど多いなうちの本。
買って満足しているわが身が情けない。
ほとんど、積読のような気がする・・。
駄目だ、こんなことではっ。
でも、片付けたといって処分はしないあたりがもう、また駄目感。