参 いろんな気持ちが本当の気持ち

著 長嶋有 筑摩書房刊。

だいぶ読んでから日が経ってしまった。
もう、三分の2くらい忘れてる〜

エッセイを読むのが好きである。
小説読むより好きである。
なんだか、読書家を自負できない理由の一つ。
長嶋有は「タンノイのエヂンバラ」と「ジャージの二人」は読んでた。
読んだ理由は表紙が高野文子大島弓子だったから。
なんだか、これも読書家っぽくないよな〜
芥川賞受賞作とかも読むべきか。まぁ、いいか。



四 誤読日記 著 斉藤美奈子 朝日新聞社刊。

これもまた、日が経って〜。。

書評を読むのが好きである。
自分に好みのモノを探り当てるハンターのような心持ちで読み、
評した人の感性にシンクロできると幸せな心持ちがする。
斉藤美奈子の本は、この作用に更にもうひとつオマケをくれる。
つね日頃「なんでこんな本が売れるのだろう?」と読みもしないくせに
難くせをつけている狭い心の私。
しかし、斉藤美奈子はキチンとその手の本を読んで、
スパッと批評し、良いところはキチンと誉めている。
狭い心も少し納得し、見方が変わるというオマケをくれるのです。
それで満足しちゃうから良く無いかもしれないが。